《活動報告》南伊豆町伊浜区で「海中ゴミ専用」ゴミ箱を設置しました！
南伊豆町伊浜区さんが、南伊豆町、伊豆漁業協同組合南伊豆支所の協力のもと、2021年４月17日から「海中ゴミ専用」のゴミ箱を設置されましたので御紹介します！
南伊豆町伊浜区では、私たちがすぐできるプラスチックごみの削減及び回収に努め、情報を発信することにより、きれいな海、豊かな海、豊かな漁場を未来に繋げ、持続可能な社会を実現していくために「海中ゴミ専用」のゴミ箱を設置しました。
町の不法投棄監視員である区長代理の松本さんがインスタグラムで鎌倉市の @umiwokilini さんと知り合い、「海ゴミ専用」ゴミ箱の寄贈を受けて設置したものです。
海中ゴミ専用のゴミ箱は鎌倉市が発祥で、同市腰越漁港には、漁業者、漁協及び市等の協働により、2019年5月に設置し、現在に至ります。
伊浜区内への設置に当たっては、伊浜区長以下区役員で協議するとともに、漁業者の協力については、伊浜地区選出の伊豆漁協南伊豆支所役員の斎藤与一氏にご尽力いただき、南伊豆町には可燃ごみ収集委託業者との折衝等にご尽力いただきました。
当面、町内全漁港・港湾12施設に設置できるよう伊豆漁協南伊豆支所及び南伊豆町に働きかけるとともに、伊豆半島漁港・港湾に拡大し、伊豆半島から情報を発信していくことができればと考えています。
静岡県の「６Ｒ県民運動」を推進するとともに、区民及び観光客・釣り客等の交流者へのプラスチックの使用抑制、ゴミの排出抑制、削減、回収、啓発及び情報発信等に係る活動をできることから継続的に行い、持続可能な社会の実現に尽力していきます。
************************************************************************************
使い方
１ ゴミ箱に投入できるものは、当分の間、可燃ごみのみとします。
２ 海中、海上及び海岸等で、漁業者、地元住民及びダイバー等が回収した可燃ごみを、可能ならば簡単に水洗いして、ゴミ箱内に設置したカゴに投入し、町の可燃物収集日に町の収集委託事業者が回収します。
３ 漁業者の個人的なゴミ、家庭ゴミ及び釣り人等観光客のゴミなどは、投入禁止です。
*************************************************************************************
南伊豆町は、町内全34区を上げて、道路、河川及び海岸の清掃・美化活動を推進してきました。
1994年に南伊豆町が全国に先駆けて実施した、ダイバー及び住民等による海中クリーン作戦（海中及び海岸のゴミ掃除）は、伊浜海岸でも実施し、形態を変えながらNPOにより現在も継続しています。
1997年には、同事業を中心とした海を生かしたまちづくりにより「うるおいと活力のあるまちづくり」として自治大臣表彰を受賞しました。
伊浜区では、台風や高波の後の漁港への漂着ゴミの回収・処分を、漁業者を中心に区民ボランティアで行い、高齢化が進む現在も環境に配慮した地域づくりを実施しています。
*************************************************************************************
設置者 南伊豆町伊浜区長 斎藤 明（敬称略）
協力団体 南伊豆町、伊豆漁業協同組合南伊豆支所
設置年月日 2021年４月17日（同日から供用開始）
設置場所 南伊豆町伊浜605-1（伊浜漁港海岸道路沿い家庭ゴミ集積所）
